せやろがいおじさん、TBS「グッとラック」のレギュラーが決定

お笑い芸人で、最近は政治的発言も多いユーチューバー・せやろがいおじさんが、TBS朝の番組「グッとラック」のレギュラーになることが決まりました。

「グッとラック」は立川志らくさんが司会を務める番組で、月曜から金曜までは朝8時~10時25分、金曜日は9時55分まで放映されます。

この番組で、せやろがいおじさんの動画が毎週金曜日にオンエアされることになります。

そして番組開始の最初の週、9月30日から10月4日は毎日動画を出すそうなので、かなりの力の入れようですね。

動画での出演であってスタジオに呼ばれるわけではないようですが、せやろがいおじさんの知名度、ますます上がりそうです。

せやろがいおじさんのおすすめ動画

せやろがいおじさんとは何者か?という話の前に、まず動画を見てもらった方がいいと思うので、せやろがいおじさんの政治系動画でおすすめのものをいくつか紹介します。

れいわ新選組の立候補者から、二人の障害者が国会議員が当選しました。

この二人に本当に国会議員が務まるのか?という疑問が出ていますが、これについてゲスト出演している乙武洋匡さんが答えています。

回答としては、「務まるのかではなく、務まるようにサポートしなくてはいけない」

二人は民意の反映として当選したのだから、国会議員としての仕事ができるよう、環境を整えるべきだという意見です。

「障碍者の意見を代弁できる人を議員にすればいい」という意見もありますが、乙武さんは「当事者でなければわからないこともある。そもそも障害者当事者が自分の意見を代弁してくれる政治家がいないと感じているからこの二人が出馬を決意した」と反論しています。

まじめな内容ですが、乙武さんの自虐ネタなど笑えるところも多く「障害と政治」を考えるうえで大事な内容が詰まっているので、一度ご覧になってみてください。

2019年7月の参院選の投票率は48.8%と、戦後2番目の低さでした。

ここまで投票率が低いのは、選挙期間中にマスメディアがあまり政治の話題にふれなかったからだとせやろがいおじさんは分析しています。

政治への関心が低ければ、無党派層は投票に行かなくなり、組織票を持っている与党がどうしても有利になります。

ですが、国民の半数以上が投票に行かない状況での与党が、本当の意味で信任を得ているとはいえません。今投票に行かない人が政治に関心を持ち、投票に行くようになるにはどうすればいいか、考える必要があると思います。

この動画では、政治の話題では視聴率を取りにくいという事情に理解を示しつつも、バラエティーで政治の話題へのハードルを下げるという提案もしています。

せやろがいおじさんの取り組みも、あまり政治に関心がない人にどうすれば関心を持ってもらえるかという活動でもあるので、どの動画も笑いを取り入れつつ視聴できるようになっています。

そして、政治への関心が低いとどうなるかというと、日本経済に大打撃を与えるかもしれない消費増税にも反対の声が小さく、実行されてしまうということです。

この動画では、消費税を10%に上げればリーマンショックをはるかに上回るダメージを日本経済が受ける可能性が指摘されていますが、それでも消費増税を掲げる自民党は参院選で勝利しました。

これは、消費税が日本経済に与えるダメージがいかに大きいか、テレビではほとんど報道されないからです。

この動画では、財政再建のために消費税をあげたらそのために生活が困窮する人が増え、失業手当や生活保護費が増えてかえって赤字国債がふくれあがったことが解説されています。

消費税は「良薬口に苦しではなく、シンプルに苦い毒」

10月からの消費増税はすでに決まってしまいましたが、この動画の内容が当たっているかどうかが注目されます。

若者が政治離れしてるというけど、実は政治が若者離れしているという話。

政治に関心を持ってほしいのなら、若者に耳に届く言葉で発信していく必要がある。

と若者に理解を示したうえで、やはり選挙に行って意思を示さなければ若者の存在が忘れられ、消費増税のような収入の少ない若者に不利な政策ばかりが実行されてしまうリスクも指摘しています。

政治への無関心が何を引き起こすか、その危険がよくわかります。

せやろがいおじさんの中では最も手厳しい部類の動画。

新潮45に掲載された杉田水脈議員の論文の擁護に対する批判ですが、性的指向と性的嗜好の混同、LGBTの受けている差別を個人的な生きづらさに矮小化している点など、かなり粗雑なものです。

よく知りもせず、勉強もしないで人のことを雑に批判しつつ差別と偏見を生み出していることが、この雑誌の最大の問題点です。

依存症とは個人の意思の問題ではなく、「脳のブレーキが壊れてしまう」病気であるということを解説している動画。

これを見ると、依存症の人に対してした方がいいこと、してはいけないことがよくわかります。

せやろがいおじさんは最初の動画で「声の小さい人のスピーカーになりたい」と語っていましたが、これはまさにそういうものになっています。

こうした動画が全国に放映されれば、生きづらい人の声もお茶の間に届くようになるかもしれません。

せやろがいおじさんはTBSのスタッフから「地上波だからといって遠慮しないでください」と釘を刺されたそうなので、youtubeと同じ調子でがんばってほしいですね。