アストラゼネカ社のコロナワクチンが「強い免疫反応」を獲得

イギリスの大手製薬会社アストラゼネカ社が、 オックスフォード大学と開発中の新型コロナウイルスワクチンの初期治験では、体内で強い免疫反応を獲得したと発表されています。

このワクチンは 18から55歳の1077人に投与され、ほとんどの人の体内で交代を作ることが確認されています。

このワクチンは、はたしてコロナウイルス対策の救世主となりうるのでしょうか?実用化されたとして、日本で使用できるのはいつからになるのでしょうか。

今回はこの点について調べてみました。

このコロナワクチンはいつから実用化されるの?

アストラゼネカ社のコロナワクチンについては、いさ進一さんのこちらの動画が参考になります。

内容を簡単にまとめると、

・アメリカでは今年9月からワクチンを打てるようになることを目指している

・日本では臨床試験のデータがよければ2021年年明けくらいから日本で打てるようにしたい

ということです。

ただし、これはあくまでワクチンが承認され、実用化に成功すればの話です。

アストラゼネカ社のコロナワクチンは、現在開発が進んでいる200種類程度のワクチンのうちのひとつですが、ワクチン開発は臨床試験まで行っても、200種類のうち1個か2個くらいが成功するというものなので、まだ安心することはできない状況です。

なぜこんなに開発が早いのか?

それにしても、アメリカでは9月から打てることを目標にしている、というのはずいぶん早いですよね。

これは、このワクチンが臨床試験中から政府と情報交換をし、薬事承認に向けて動いていたり、承認されないうちからOKをもらえる前提で生産ラインを整備したりしているからです。

ワクチンが承認されてから生産ラインを作っても遅いので、リスクを取って今からすでにワクチン生産に向けて体制を整えているのです。

このことも動画の中で説明されています。

東京オリンピックまでに間に合う?

上記の動画では、政府は来年夏のオリンピックまでに日本国民全員がワクチンを打てるよう頑張っていくと説明していますが、これが実現するかはまだはっきりしていません。

アストラゼネカ社のコロナワクチン開発が成功し、2020年初頭から打てるようになれば間に合うでしょうが、8月に行われる臨床試験の結果を待たなくてはいけません。

日本では大阪大学・アンジェス・タカラバイオが共同で進めているワクチンが一番開発が進んでいるそうですが、こちらの実用化が早く成功しても間に合う可能性はあります。

もちろん現段階ではまだ確かなことは言えないので、今後のワクチン開発の進展に期待したいところです。