エピセンターとは何か

新型コロナウイルスの流行に伴い、「エピセンター」という言葉をよく耳にするようになりました。

「東京がエピセンター化している」などのニュースが流れてきますが、この「エピセンター」、どういう意味なのでしょうか?

エピセンターとは本来、「地震の震源地」「震央」といった意味です。

ですが、新型コロナウイルスに関していえば、「感染震源地」という意味になりますが、これは「クラスター」とは異なります。

エピセンターはクラスターを生み出す大本、感染集積地ということになります。

エピセンター化するとどうなる?

東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏 は、 「ゲノム配列の報告を見ると、東京型・埼玉型になってきている」 と語っています。

第1波が武漢発のウイルスなら、今はコロナウイルスが変異し、東京や埼玉が流行の震源地となるウイルスに変わっているということです。

児玉教授はこのエピセンター化を国の総力を挙げて止めなくてはいけないと主張しています。

東京がエピセンター化すると電車や劇場も危険な空間になり、ニューヨークやミラノのようになる可能性があるという見方を同氏は示していますが、本当なら状況は深刻です。

新型コロナのエピセンター対策は?

東京を新型コロナウイルスのエピセンター化させないためには、どんな対策を打てばいいのでしょうか。

東京都医師会 では、今すぐ国会を開き、特措法を改正することを訴えています。

具体的には、 エピセンターに限定で14日程度の期限を区切り、法的強制力を持った補償を伴う休業要請を行い、集中的なPCR検査を行って感染者を発見し隔離することです。

「法的強制力を伴う休業要請」はかなり強い訴えですが、それだけ状況は切迫しているという見方です。