蒸し暑いとわかっていても、時に無性に入りたくなるもの、それがサウナ。
そんなサウナに、認知症予防効果がある、と言われたら信じられるでしょうか?
サウナには様々な健康効果があると言われてきましたが、この高齢化社会、サウナの認知症予防効果にも着目する必要がありそうです。

さて、サウナの盛んな国といえばムーミンの国、フィンランドです。
フィンランドの東フィンランド大学の研究チームによると、
サウナに週4~7回入る人は、週1回はいる人に比べ、アルツハイマー病になるリスクが65%も低く、認知障害になるリスクも66%低かった、というのです。

この実験では週2~3回サウナに入る人は、週1回の人にくらべてアルツハイマー病になるリスクが20%低く、認知障害になるリスクが22%低いという結果も得られています。

この実験結果に対し、研究チームでは
「「サウナ入浴と記憶疾患とを結びつけるメカニズムがあることが確認できたが、その解明にはさらなる研究が必要である」
と語っています。
サウナが認知症を防ぐ仕組みはまだわかっていない、ということですね。

サウナは入ることで血流がよくなるため、
心臓の突然死、冠状動脈疾患などのリスクを下げる効果があることは知られています。
ということは、脳の血流もよくしているのでしょうか?
サウナは入浴することでリラックスできるので、それが脳に良い影響を与えていることも考えられますね。

上記のフィンランドの研究については、
人口が570万人に対し、300万もサウナ浴場が存在するという特殊事情が関係しているのではないか、という見方もあります。
サウナの入浴回数と認知症予防の効果は疑似相関なのでしょうか?

現在、女性を中心にサウナを愛好する「サウナー」の人も増えているようです。
血行を良くすることで女性に多い冷え性への効果も期待できるせいかもしれません。