トイレットペーパーや生理用品が一部の店舗で品薄と話題に
マスクはずっと品薄の状態が続いていますが、今度はトイレットペーパーや生理用品が品薄・売り切れとなっているとSNSで話題になっています。
多くの方が写真付きで現状をツイートしていますが、本当に売り切れている店舗が数多くあることがわかります。
マスクと違うのは、在庫は十分にあると発言している店員の方がいることです。
トイレットペーパーは中国への依存度がわずか2%にすぎず、国内で大部分を生産しているため、今は品薄とのうわさから買い占める人が出て、一時的に不足しているものと考えられます。
産業界からもトイレットペーパーの在庫は潤沢にあると説明されています。
トイレットペーパーが不足している理由
誰が言い出したかわかりませんが、「トイレットペーパーやディッシュの原材料がマスクに使われる」というもっともらしい噂が広まってしまったため、これらの商品が品薄状態となってしまったようです。
在庫復活・再入荷はいつから?
再入荷の時期は未定、とする店舗もあるようですが、在庫が十分あるのであれば、買い占めに走る人が落ち着けばじきに在庫は復活するものと思われます。
焦って皆がたくさん買うことで、余計に不足してしまいます。
焦らなくとも、経産省でも「品薄状態は今後順次解消していく見通し」との見解を出しています。
生理用品は高額で転売している人もいますが、商売目的の人でなく早くほんとうに必要な人の手に渡るようになってほしいものです。
「オイルショックの再来」という声も
トイレットペーパーが一時的であれ買い占められてしまう事態に、オイルショックを思い出す人も多いようです。
「紙類が不足するという噂はデマ」という張り紙が店内にあっても、この種の噂を信じてしまう人はいるようです。
「コロナウイルスは26度の飲み物で死滅する」というデマを信じた人もけっこういるくらいなので、無理もないかもしれません。
ネットの販売店なら在庫あり
お近くの店舗でトイレットペーパーが売り切れていて困る場合は、ネット通販で購入する手もあります。
これらの商品はマスクのようにネットでも価格が高騰しているわけではないので、焦って買い占める必要はなさそうです。
コロナウイルス流行の不安が人々を買い占めに走らせている状況ですが、本来不足していないものを焦ってたくさん買わないよう注意する必要があります。