宮本武蔵の生涯を吉川英治『宮本武蔵』を下敷きに描いている時代劇マンガ『バガボンド』。
吉川英治の小説も面白いんですが、今の読者にとってはちょっと古くさいというか、説教臭さみたいなものも感じられてしまうかもしれませんね。
現在37巻まで刊行されているバガボンド、全巻セットで購入するならどこが安いでしょうか?
現在、アマゾンならバガボンド全巻セットが中古でこのような価格です。
マンガの通販サイトなら、まずamazonがバガボンド全巻セットは一番安いでしょうね。
漫画全巻ドットコムですと、バガボンド全巻は中古で5,000円以上します。
このサイトはマンガの状態は中古でもある程度いいようですが、やはり少し高めですね。
コミックも37巻となるとさすがに場所をとるので、kindleは出ていないの……?
と思ってしまいますが、バガボンドには電子書籍がありません。
著者の井上雄彦さんが紙で読まれることを前提に描いているからとのことですが、
やはりここは紙の書籍でそろえるしかありませんね。
ブックオフならバガボンドは最初の方はしばらく100円コースでしょうが、
人気マンガなので全巻売っているとは限りませんし、
全巻間違いなくそろえるならやはりamazonが確実でしょう。
なお、バガボンドは37巻が2014年に発売され、
もう4年が過ぎようとしています。
それでもamazonのレビュー欄に続き待ってます、と応援メッセージが描かれるこの漫画、
いかに読者が楽しみにしているかわかりますよね。
バガボンドは近代に入ってよく書かれた、「教養小説」の代わりを果たしているのかもしれません。
ストイックに生きる武蔵と、流されやすいが憎めない又八。
この二人からはいろいろなことを学べるはずです。
単なる娯楽の剣豪マンガではない、それを超える「人生」を描いているからこそ、
このマンガを多くの人が読み続けているのです。
4年間も続刊が出ていない理由は、わかりません。
果たして完結するのだろうか、と危ぶむ声も聞かれます。
なにしろ原作の小説が偉大であるだけに、これを超えよう、あるいはこれとは違うものを書こう、とすると大変でしょうね。
結末はもう決まっているでしょうし、あとは描いてくれれば……
多くの読者の期待を背負うのは大変でしょうが、38巻、気長に待ちたいと思います。