池戸万作さんの名前をはじめて知ったのがこのツイートです。

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消費税廃止は可能、減った分の税収は国債発行で埋めればいい……れいわ新選組の山本太郎さんのふだんの主張と同じですが、それもそのはずで、池戸万作さんのツイッターのプロフィールには「山本太郎さんなど政治家の方々にグラフの提供や経済レクも行っています」と書かれていました。

れいわ新選組が政党要件を獲得し、マスコミにも注目されるようになったので、ブレーンとしての池戸さんの知名度もこれから上がっていくのかもしれません。

池戸万作さんの学歴と年齢

池戸万作さんは1983年生まれ、同志社大学法学部政治学科を出て中央大学経済学研究科博士前期課程修了。

公的機関での事務職や民間企業での経理職をへて2010年に日本経済復活の会に参加、経済学を元筑波大学副学長の宍戸駿太郎氏に師事しています。

宍戸駿太郎さんの消費税に関する意見はこちらの動画で語られていますが、現在の消費税の問題点はすでにこの動画で語りつくされています。「消費増税が経済成長を止め、リーマンショックを上回るダメージを日本経済に与える」という話の出どころはここのようです。

この考えを池戸万作さんも継承しているといっていいでしょう。消費増税反対、MMT支持という点は三橋貴明さんや藤井聡さんと共通しています。

日本経済復活の会を主宰している小野盛司さんは物理学の研究者を経てソフト開発販売を行う会社を設立されていますが、日本経済復活の会からは三橋貴明さんのホームページにもリンクが張られています。

池戸万作さんは三橋貴明さんの動画にも出演しているので、三橋さん同様反緊縮派でMMT理論を支持していると考えていいと思います。

池戸万作さんの消費税に対する意見は、こちらの動画がよくまとまっています。

現代の若者は欲が薄く、「若者の車離れ」などといわれたりするのですが、実は消費増税によって「お金の若者離れ」が起きているのだと指摘しています。

日本のインフレ率は断トツで世界最下位、そんなときに増税してもかえって税収が減ってしまう。

増税はインフレ抑制のために行うものなのに、デフレが続いている日本で消費増税など行ってはならない、消費税は廃止するべきという山本太郎さんの演説を聞いている方ならよく知っている内容が語られています。

池戸万作さんがこちらの動画で分析している、経済論客の4分類も面白いです。動画内では43分目あたりからですが、池戸さんはこの図の中で財政出動に関して「シーヤ派(積極派)」と「スンナ派(消極派)」を縦軸に、保守とリベラルを横軸において分析しています。

池戸さんの立ち位置は「穏健保守」だそうで、この図で行くと財政積極派の真ん中くらいでしょうか。

「働かなくてもOK」派の人たちは「反緊縮リベラル派」に分類されているので、「人を生産性ではかってはいけない」「人は生きているだけで価値がある」と主張している山本太郎さんはこちら側になるでしょう。

「スンナ派」「シーヤ派」の例えにはスタジオ内でも笑いが起きていましたが、このように池戸さんは比喩が巧みで説明も分かりやすいので、今後メディアへの露出が増えてくるのではないかと思います。

このチャンネル桜の討論会の参加メンバーの中では池戸さんは最も若く、ロスジェネ世代の代弁者的な立ち位置で言論活動を展開してくれるようです。

池戸万作さんの経済政策がわかるツイートもいくつか紹介しておきます。

消費税が10%になることでどれくらい家計の負担が増えたかをグラフで示したもの。消費増税は確実に家計を圧迫し、消費を冷え込ませます。

消費税は逆累進性があり、貧困層により厳しい税制のため不公平という意見。

これは勝間和代さんやせやろがいおじさんなど、消費増税に反対する多くの方が主張していることと同じです。

山本太郎さんの知名度を考えればれいわ新選組が政権を取ることもありうるという意見に対し、小選挙区制なのでそれは難しいという指摘。

れいわ新選組にかぎらず、小選挙区制が政権交代を難しくしていることは間違いありません。

https://twitter.com/shiomura/status/1137155605733339136

一方、問題は消費税ではなく富の再配分が十分に行われていないこと、という反論もあります。消費税のうち福祉に使われているお金が16%しかなかったということはたびたび指摘されますが、消費税がすべて社会福祉に使われるなら増税への国民の受け止め方もまた違ってくるでしょう。

いずれにせよ、MMT(現代貨幣理論)を立憲民主党が支持しないのであれば、れいわ新選組と立憲民主党との共闘は難しくなるでしょうね。

私にはMMT理論が正しいのか判断するほどの学識がありませんが、消費増税については大きな不満がありますし、消費税が増税される一方で法人税は下がり続け大企業の内部留保がたまってゆく現状についてはどうしても不公平と感じてしまいます。

こう考えている人は少なくないでしょうから、池戸万作さんのような主張にも今後も賛同者は増えていくのではないでしょうか。

せやろがいおじさんのテレビ初登場動画も消費増税についての動画でしたし、消費税が10%になったことで景気への影響を懸念する声は高まり続けています。

日本の成長率が世界最下位となり、「転落途上国」とまで言われている中、どうしてわざわざ消費増税などをするのか。

本当にこの消費増税が必要なものなのか、今からでも減税するチャンスはないのか、広く議論が求められているときと思います。